旅先で受け取った素敵な言葉

趣味

アナザースカイの石垣島・西表島

先日、急に思い立って、4泊5日で沖縄の石垣島・西表島にダイビング旅行に出かけてきました。

計画したのは3日前でしたが、何度も訪れている場所なので、パパッと手配して、ピユーっと飛行機で行ってきました。

やっぱり、この場所は私にとってのアナザースカイだなと思います。
(先日、知り合いに、私にとってのアナザースカイがあるって話したら、「そんなこと言う人初めてだ」と笑われました)

20歳のころから、もう10回以上は訪れていますが、心が落ち着くし、嫌なことも一時忘れて、素の自分に戻って、自分の心と身体と向き合える。そして、行く度に新しい魅力的な人たちとの出会いや学びがあります。

今回の旅行で、新しく出会った人たちから受け取った、印象に残った素敵な言葉を記します。

印象的な言葉

「好きな場所に行くと同じような人と出会える」

1泊目に石垣島で宿泊した民宿のおじさんが、話していた言葉です。

おじさんは元々関西出身ですが、昔から波照間島が好きで何度も通っていて、数年前から石垣島に移住し妻と2人で民宿を営んでいるそうです。

ダイビングや釣りをするわけではないけど、波照間島の場所が好きでしょっちゅう訪れていたら、自分と同じようなタイプの人と民宿などで出会えて、そこで一緒にお酒を飲んだり、おしゃべりしたりしていたそう。その時間が、とても楽しかったそうです。

私はダイビングを6年前から始めて、1人でダイビング目的でいろんな場所に旅行に行くようになって、その考えがとてもしっくりきます。

予定を合わせて、友達と一緒に旅行に行くのも楽しいですが、1人で行った旅先で、たまたま出会った人と過ごす時間は、なんとも言えない貴重なもの。この一期一会を大切にしたいと思うと、より一層キラキラしたかけがえのないひとときに感じます。
そこには、利害関係も、しがらみもありません。だからこそ、相手の言葉がすーっと心に染みこんできて、癒やしや学びが得られるのだと思います。

「会話は少ないけど、お互いに干渉しないのが夫婦円満の秘訣」

2・3泊目に西表島で宿泊したのは、古い民宿でしたが、たまたま隣の部屋の40代くらいのご夫婦と、ダイビングショップも同じ日程で予約していて、2,3日間、一緒に過ごしました。

そのご夫婦は元々関東地方で共働きでサラリーマンをしていたけど、数年前に脱サラして中部地方にUターンして、農業を始めたそうです。とても気さくで、笑顔が素敵なご夫婦でした。夫は暇な時間、農業の本を片手に読書されていました。

最後の夜の夕食のときに、隣の席でお酒を飲みながらおしゃべりしていると、こんな会話がありました。

私:「一緒に旅行されて仲良しでいいですね」

妻:「サラリーマンしていたときは日中は別々だったけど、今は仕事も含めて、一日中ずっと一緒にいる。特に会話はないんだけどね。でも、お互いに干渉しないのが、円満で長続きするコツかな

確かに、宿泊していた古い民宿は壁が薄く、隣の部屋の声も漏れ聞こえてくるのですが、そのご夫婦の部屋からは全然声がしません。

何も話さなくて、無理に会話しなくても、お互いの時間を尊重できるって素敵だなと思いました。沈黙があっても、居心地が悪くなく、その時間も楽しむ。そして相手の時間を尊重する。そういう関係は素敵だし、私もそういう人と出会いたいと思いました。

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